社交不安障害(SAD)とは何か?

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現代のストレス社会では、様々な要因から精神障害が増えているとも言われています。突然発症する人や小さい頃から抱えていた方もいます。

このような病気を抱えている人は日常生活でどのようにすれば治すことができるのかと悩み続けています。そうした人が大勢いるということの理解を高め、どういった症状があるのかぜひ知ってもらいたいです。

私自身が抱えている、社交不安障害について説明していきます。

社交不安障害とは?

社交不安障害はSAD(Social Anxiety Disorder)といい、その他にも社会不安障害とも言われていました。

極度なあがり症となり、生活環境、ストレスなどからこのようなこころの病が発症します。社会や日常生活を送るのに精神的、肉体的苦痛を感じる、とても重大な精神障害の一つです。

若い時から発症してしまう人もいますが、年を取ってから発症してしまうことも珍しくありません。「自分の子供が社交不安障害かも」と感じるかもしれません。社交不安障害は、他人だけでなく自分自身が気づかない場合も多いです。症状が軽かったり、具合が悪くなるのはなぜだろうとそのまま放置してしまう人もいます。

それが悪化してしまうと生活に対して悲観したり、恐怖、不安などを感じ何に対しても避けてしまう傾向にあります。

・原因

はっきりとしたことは分かっていませんが、以前自分に降りかかった悪いことや失敗、いじめ、日常生活、小さい頃からの生活環境、社会環境、ストレスなど様々な場面から発症すると考えられます。

・症状

一般的には動悸、腹痛や下痢、発汗、口の渇きや吐き気など様々な症状が生じます。
人によって症状は異なりますが、職場に通うこと、学校生活、人と会うことや電話をすることにも恐怖を感じ、人前で文字を書くことも緊張してしまう人もいます。

その名称の通り生活していく上で、社会的、人との交流での不安を感じたり恐怖を感じたりすることがあります。そこから多くの状況で、悲観的になってしまいます。日常生活に支障が出てしまい、自分が不安に思っていることや緊張から避けるようになります。

異なる部分もありますが、似たような精神障害や不安障害の症状としてパニック障害、うつ病、統合失調症、パーソナリティ障害、対人恐怖症などがあります。

・治療法

心理学の専門家、メンタルクリニック、精神科によるカウンセリングや症状チェック、精神療法が行われます。他にも薬物療法がありますが、重症患者でない限りやめておくべきです。

・対処方法

社交不安障害には、クリニックに通いながら自力で克服する力をつける必要があります。

カウンセリングでの言葉の力もとても大きいと思いますが、自身の努力次第で今後の将来を左右するくらい絶大な効果が期待できます。

さいごに

世間からは、精神障害を若者病だという人もいます。それは大きな間違いです。現代のストレス社会から最近では、私と同じような症状の方が増加傾向にあります。

「なんで自分だけ」って思わないでください。

社交不安障害は、年齢や性別は関係なく誰にでも起こりうる心の病なのです。

何かおかしいと感じることがあるようならば、一度心療内科やメンタルクリニックへの受診をおすすめします。

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