男性らしい色っていうのは、想像すると多くの方が同じような想像をするかもしれません。
黒が好きと言ったら男らしいと思う人がいる一方で、女の子が黒が好きと言ったら「男っぽい」「暗い」などと思われることがあるでしょう。
ですが、性別と色の好みは本当に関係があるのでしょうか?
男性と女性の好きな色は実際に異なっていますか?
今回は男性の好きな色について様々な研究結果をまとめました。
男性は青を好む
青は落ち付く効果があり、男性と女性両方でとても人気な色です。しかし、女性よりも男性の方が青が好きな人の数が多いです。
色合いにもよりますが、青は権威のある人や知能、安定性などを連想する人が多いです。
なんとなく青を見ると知的なイメージがあります。
研究結果から青を見ていたら創造的な発想を思いついたり、偏差値が上がったということもあるそうですよ。
不思議ですね。
心をリラックスさせる効果もありそうです。
緑も男性で大人気
青の圧倒的な人気度には勝てませんが、緑も男性の中でとても人気だそうです。
爽やかでカッコいい、平穏な色として有名です。
他には、成長や再生、健康、環境、安定性などに関連されます。
黒の好感度は男性だけじゃない?
男らしいと思われる黒は実は、男女平等に人気です。
強いて言えば男性の中では割合的にほんの少しだけ人気が高いです。
ただし、これは「本当の好み」ではなく、服装などに関係する「社会の圧迫やストレスから作られた好み」だと言っている研究者が多いです。
男性が嫌いな色は?
研究結果から男性の一番嫌いな色は、紫色です。
紫色は女性の色のランキングでトップに輝くくらい大人気です。これは男女の明らかな違いですね。
男性は、パープル色のようなラベンダーや青緑色もあまり好まないようです。
オレンジも嫌われている色のトップ近くにあります。
少しびっくりするのは、茶色が最低ランキングTOP3に入っているということです。
一般的に男らしいと思われている色ですが、なぜか嫌われていますね。
実は、これもちゃんと理屈があります。
男性は寒色系を好む
研究によると、男性は寒色系の色の方が好きだそうです。
簡単に言うと、冷たい色を好みます。
暖色系と寒色系の間にある中性色も全く人気がないわけではないのですが、冷たい色の方が一般的な男性に魅力的に見えるようです。
ちなみに、暖かい色は黄色から赤までの色で、冷たい色は緑から青までの色です。
年齢によって好みの変化もある
男性女性は同じように、年を取るに連れて、緑への好感度は下がっていきます。
対して、茶色や紫への嫌な気持ちは年を取ると和らぐそうです。
これに異なって、オレンジ色は年を取る毎にだんだん嫌いになるようです。
男性の洋服やプレゼントを選ぶときに参考になるか?
男性は青や緑の好感度は高いので、その色のプレゼントを選ぶべきですか?
う〜ん。
正直に言うと、人によるのであまりおすすめはできません。
上の好感度の情報は、あくまでも研究結果です。
大半は青が好きであっても、みんなはそうだとも限りません。
年齢が変化すれば、色の好みも変わります。
人によっても違いますからね。
プレゼント選びとなると難しい選択です。
過半数はそうであっても、全く異なった好みの方もいるでしょう。
青は最も人気度が高いので青のプレゼントをあげたら外れる可能性は一番低いですが、結局確率の話だけです。
洋服の場合は人の好みだけではなく、その人に似合うかどうかということも考えなければいけません。
さいごに
今回は、色の好みについてのお話でした。
一般的な男性の色の好みは、研究結果から暗い色を好む印象にありました。
また、年齢によって好きな色が大幅に変わることもあるというのは不思議ですね。
人の脳というものは、年齢を重ねることに大きな変化をもたらしているのかもしれません。
とても興味深く、面白いことだと思いました。