フードデリバリーで食中毒が増加する危険性

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今やフードデリバリーすることは、日常になりつつあります。最近話題のUber Eats(ウーバーイーツ)や出前館など競争が激化しています。

レストラン、飲食店などがフードデリバリー業界に参入しています。配達業者に委託するのではなく、独自でお届けするという新サービスを導入している企業や個人店も増えているようです。

デリバリーサービスは、注文すれば利用者が自宅で待っているだけで食べ物を受け取れて、好きなものを自分で作らなくてもすぐに食べられるという便利さがあります。

夏に向けて気温が上昇していきます。これからどんどん暑くなり、買い物に行かずにデリバリーサービスを利用する人が増えるかもしれません。その時に懸念されるのが食中毒です。

特に新規参入した事業者はフードデリバリーに慣れていない可能性もあります。慣れていたとしても業者に委託した場合には、配達する際に、夏の暑さで休憩などを取っているだけでもお弁当やスープなどの食べ物には菌が繁殖してしまう危険性があります。

また、手洗いうがいの不十分、マスク、食品用手袋の未着用、食品に十分な加熱が行き渡っていない、調理、加熱後の急冷却の不十分、保冷剤やドライアイスの入れ忘れなど様々な状況が考えられます。

そのような食べ物を口に入れてしまうと、サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌O157などから腹痛や下痢などといった食中毒が発生してしまうかもしれません。

アルバイトや新しく入社した人は、まだまだ食品に関しての細かな衛生管理を理解できていないかもしれません。食品衛生責任者になるための講習を受けていない人も多いでしょう。

食中毒を発生させないためにも企業、レストランなどのお店の責任者が徹底して管理をすることが大切です。

利用者は何かおかしいと感じたら食べるのをやめて販売元や宅配業者へ必ず確認を取りましょう。

まとめ

対策

・手洗いうがいの徹底。

・マスクや食品用手袋の着用。

・十分な加熱。

・出来上がったら急冷却。

・必要な商品には必ず保冷剤を。

・配達員は出来るだけ早く届ける。

・食品衛生責任者によるチェックと従業員に対して説明の徹底。

・社員やアルバイトとの確認と連携。

食品衛生責任者や管理者が衛生面に関して細かく説明をして、対策していくことが大切です。

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