以前に、ヘルプマークについて色々な記事を書きました。
そんなヘルプマークには、逆ヘルプマークというアイデアがあるそうです。
逆ヘルプマークとは?
逆ヘルプマークは、ヘルプマークとは反対の意味を持つものです。
赤色の方は、身体的、精神的に支援が必要な方が身につけるものです。初期の妊婦さんも身につけていることもあります。
一方で、緑色の逆ヘルプマークは、「私たちは、赤いヘルプマークを付けている人を助けます。」という意味で身につけます。
逆ヘルプマークは、静岡県の当時小学校6年生の発案により誕生しました。
以前に、何度もテレビで取材をされているようで徐々に認知度が高まっています。
見た目は?
画像がどうしても手に入らなかったので、描かせていただきました。あまり上手じゃなくて申し訳ないです。
逆ヘルプマークは緑色で、多少色は異なってしまいますが、このようなデザインとなっています。
ご参考までに。

どこで手に入れられる?
現在では、まだ手に入れることはできません。
今後、採用されることがあるかもしれませんね。
実用化はいつ?
現時点で、実用化のはっきりとした詳細はありませんでした。今後、実用化されることを待ちましょう。
まだまだ、ヘルプマーク自体の認知度が浸透していない状態ですので、実用化や普及するにはもう少し時間がかかるのかもしれません。
メリット
支援を必要としている方が、助けを求めやすくなります。
逆ヘルプマークが普及することによって、ヘルプマークの認知度がさらに高まりそうです。
認知度が高まれば、ヘルプマークを付けいてる、義足、人工関節、精神障害、知的障害のような方々の社会的生活が少しでも緩和される期待ができます。
デメリット
逆ヘルプマークのデザインは緑色のために、色覚異常、色盲などの方が緑色が赤と同じ色のように見えてしまう可能性があります。赤色であるヘルプマークと混同してしまうという問題点があるようです。そのため、青色に変更するなど改善策が必要だそうです。
ヘルプマークの認知度が低い中で、同時進行で逆ヘルプマークが出てしまうと、赤色のヘルプマークと緑色の逆ヘルプマークのデザインが同じなので、どちらの色が支援が必要な方なのかと混同してしまう人もいます。周囲の人が、電車などで逆ヘルプマークを付けいる人を見かけて席を譲ったり支援が必要だと勘違いをしてしまうことがあるかもしれません。
また、ヘルプマークの悪用が懸念される中で、少数派ではありますが、そのような人が逆ヘルプマークを付けている人に対して、執拗に支援を求めたりしてしまう可能性が不安視されます。
さいごに
逆ヘルプマークのアイデアは画期的で、とても素晴らしいアイデアだと思います。しかしながら、メリットやデメリットを考えながら実用化をしなければなりません。
まずは、積極的にヘルプマークの認知度を高めていく必要があるのかもしれません。日本のほぼ全ての人にヘルプマークを知っていただき、今後は、逆ヘルプマークも採用されることを願っております。
私自身、こうしたことをブログで配信して、ヘルプマークのことを少しでも皆様に知っていただけたらと考えています。
これからも何か進展や広められるようなことがあれば、記事にしていきたいと思います。