今回は、ヘルプマークの使い方と種類について紹介していきます。ヘルプマークには様々なアイデアで広めようとする動きがあるようです。
こうしたことを説明することによって認知度を高めることやマークを身につける重要性と皆様にとってヘルプマークが恥ずかしいという気持ちを払拭できたらと思っています。
それでは、まずはヘルプマークの使い方について説明していきます。
ヘルプマークの使い方
ヘルプマークにはいくつか種類があります。
一般的なものとしてストラップがついたものです。四角い版部分には白い十字架と白いハートマークが描かれています。その板部分の上部にストラップが取り付けられています。
そのストラップ部分をカバンやリュックなどに取り付けて使用します。

このように周囲の人に気づいてもらえるように、目立つようにして持ち歩きます。
自治体で配布されるヘルプマーク
ヘルプマークは、各市町村の窓口などで無料配布されています。
詳しくは、東京都保健局のホームページをご覧ください。
種類
・ヘルプマーク
先ほども紹介しておりますが、下のようなヘルプマークが一般的に身につけて持ち歩くタイプのものです。

・ステッカー
右下のようなステッカーが電車の優先席などに貼られています。

・ヘルプカード
下記のようなものがヘルプカードです。
地域によってデザインは異なります。
ヘルプカードについて
— 群馬県 (@GunmaPref_koho) August 1, 2019
群馬県では、「群馬県障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例」に定める「障害者が必要な支援を求めやすい社会」を実現するための一助となるよう、ヘルプカードの普及に取り組んでいきます。https://t.co/9C3fqtrY2T pic.twitter.com/pglfTN7dhu
小さくて見にくいですが、英語でも表記されていますね。
英文:
Please offer your seat to passengers with medical conditions.
英訳:
援助が必要な方のマークです。席をおゆずりください。
海外の方へも分かりやすいように英文があるので、気づいてもらえるかもしれませんね。
様々なアイデアがある
ヘルプマークには、色々な種類があり、全く違う形だったり、おしゃれなものまであります。おしゃれと言うと抵抗があるかもしれません。ですが、認知度を高めるためには、可愛いものやかっこいい商品などがあれば人々の目に留まるようになります。
あの商品なんだろう?となればどのようなものか調べるようになるかもしれません。
・Tシャツ
このようにして、ヘルプマークの認知度を高めようとする動きは素晴らしいことだと思います。デザイン性もあり、人の目に留まりやすいので興味や関心を持つ人が増える期待ができそうです。
#ヘルプマーク
— 【公式】サンタママ💕 ✖ヘルプマーク✖SDGs⚽サンフレッチェ広島🎏カープ (@girlmama1225) June 8, 2020
の服を着てみました🍀
この服を着て歩くことで
少しでもヘルプマークに興味や関心をもってくれたらと思っています💕#輪になれヘルプマーク
(※こちらの服は東京都に申請し承諾を頂いています) pic.twitter.com/qGxubLNGVc
・逆ヘルプマーク
逆ヘルプマークとは、ヘルプマークの逆の意味で、私はあなたを助けます。という趣旨で身につけます。
まだ実用化には至ってないようです。
【「#逆ヘルプマーク」 清水区の小学生発案】小学生らが、障害者や困っている人たちに「協力が必要なときは声をかけて」という気持ちを示すための「逆ヘルプマーク」を提案しています。#静岡 https://t.co/7WTECcvcAh pic.twitter.com/kUtai5pM9Q
— 中日新聞しずおか(ふーちゃん) (@chunichi_tokai) September 25, 2019
メリット
デザイン性のある商品が話題になればヘルプマークの認知度が一気に高まりどんどん広まっていくメリットがあります。支援を必要としている人が積極的に持ち歩くことの期待も高まります。
また、素敵な商品を販売、配布することによって一人でも多くの方にヘルプマークのことを知ってもらえます。周囲が、マークを身につけている人を見かけたらすぐに気づくようになるでしょう。何かあった時に迅速な支援や援助を行うことができる可能性が高まります。
さいごに
ヘルプマークは、何かあった時に迅速に支援してもらうためにも見えやすくして持ち歩くことが重要です。持ち歩く方々がいることによって認知度は、少しずつでも高まります。
先ほど紹介したような、様々なアイデアで認知度を広めようとしたり、支援や援助が必要な方々を助けるための逆ヘルプマークのようなアイデアも素晴らしいと思いました。
これらもこうした活動で、さらなる普及やヘルプマークの存在が日本全国に広まっていけばいいですね。