誹謗中傷は今までにもあった – 影響力のない人は無視される

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先日、残念なことに悲しい事件が起こってしまいました。

人気番組「テラスハウス」に出演していた木村花さんが自宅マンションの部屋で心肺停止となって発見されました。警察は自殺とみて捜査しているようです。

プロレスで使用するためのコスチュームを番組共演者の男性が洗濯をしてしまい木村さんが叱責するという「コスチューム事件」というものがありました。そこから番組のファンがソーシャルネットワークに誹謗中傷行為が行われました。

今までもいじめ、悪口、人権侵害のような誹謗中傷行為は、SNSやインターネットを通じて多々起こっていました。

芸能界でこのようなことが起こると、とても大きなこととして政府や国会内でも取り上げられます。
芸能人も人一人としてとても大切な存在です。

しかしながら、一般人が今までにもこのような被害にあっていたとしても、組織的に大きく動いてもらえなかったことに非常に悲しく感じております。誹謗中傷やいじめなどから一人一人の命を救うことはこれからも難しい現状にあるのかもしれません。

今回、芸能界で誹謗中傷の問題が浮上したことによって、認知度は格段に高まったように思えます。この事件の本当の真実は当事者でないと分かりませんが、ファンの間で誹謗中傷があったことは間違いありません。

この命を絶対に無駄にしてはいけません。

現在では、携帯電話、スマートフォンやパソコンを一人一台以上持つ社会になってきています。インターネットやSNSが多くの人に使われています。それは、大人だけでなく、小さい子供も利用するようになっています。
それが便利で良い反面、裏では悪いことに利用されているのも事実です。

2013年のネットでのいじめなどに関する実態調査で、約4割の小学生がネットでのいじめを受けたことがあるという回答があったようです。
これはスマホなどの普及からも年々増加傾向にあります。小学生だけでもこれだけ被害にあっているのですから、全世代で考えると莫大に拡大していることが考えられるでしょう。このまま加害者が学びがなく、大人になってしまえば、さらなる群れを作ってしまう危険性もあります。

人は、育った環境も違えば、今までの経験や考え方もそれぞれ違うのです。全く同じ考えを持った人などこの世に存在しないでしょう。こういったことからも誹謗中傷やいじめ、犯罪などが生まれてしまいます。

気にくわないことがあれば、人を憎んだり、悪口、暴力、脅し、いたずらなどをする人もいるのが現状です。

それが群れをなして攻撃をしていきます。

誹謗中傷というのは今までにもたくさんありました。それがSNSを通してではなく、陰口だったり、暴力のようなイジメです。

私たち一般人がいくらもがいても、誰かに助けを求めても一切相手にされなかったのです。大人たちはそれに関わりたくないように、恐れ、避け、逃げ続けてきました。

影響力のない私たちが何を叫ぼうが見て見ぬ振りです。

法の改正などでやっとかと思う一方でこれがどの程度効果があるのか未だ疑問もあります。この法律の改正が誰にとってメリットがあるものなのかデメリットなどもしっかり確認してから決定されることが重要となるでしょう。

以前にも、小さな子供が自ら命を絶ってしまう悲しい事件なども複数ありました。

今後も誹謗中傷やいじめをする人は、増加していく可能性が高いです。SNSやその他の企業の監視体制を強化することや匿名でのコメントや投稿を削除していくことも重要です。
法が整備されれば悪質な場合、すぐに逮捕されるでしょう。しかしながら警察にとって、悪質性の判断が微妙なラインだったりすると動くのが困難なのかもしれません。また、学校内でいじめのようなことがあるとするならば、教職員や両親との連携や相談窓口に連絡することなど大切になります。

誹謗中傷行為がエスカレートしないためにも早期対策、対処が重要なのです。

こうした匿名での行為、集団になって気づかれない影での誹謗中傷やいじめは誰に相談していいのか分かりません。誹謗中傷やいじめが多い社会を作らないためにも、今後さらなる監視や相談窓口などを気軽で誰もが知っているような一般的なものにしていかなければならないのです。

良い方向へ向かうには、行動しなくては何も意味がありません。

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