日常生活、学校や仕事のストレスから週末は何もやる気が出ない時は多々あるでしょう。精神的、何かの失敗でクヨクヨしてしまったり。ただ、単純に週末はゆっくり過ごしたいという方もいると思います。そんな日は何もしないでダラダラと過ごしてしまいがち。
そんな状況を打破するために、ぜひメリハリをつけて行動してみてください。平日と週末の生活習慣を大幅に変えてしまうと休みの日には、やる気がなくなってしまい憂鬱になることもあります。そのようにならないためにも試していただきたいことがあります。
まずは、ダラダラ過ごしてしまうと、なんで良くないのかについて簡単に説明していきます。
なんでだるい状態になるのか？
週末、土日や祝日を怠けて過ごしてしまうと、仕事や学校へ行くことに対して面倒臭い気持ち、やる気も起きず、落ち込み気味になってしまいます。特に、週明けの前日になると、また明日から頑張らなきゃいけないという考えが頭をよぎってしまいます。とても憂鬱ですよね。それは、週末のダラダラした行動がネガティブになる気持ちを作り出してしまっているかもしれないのです。
例えば、1日中横になっていたり、パソコンやスマホ、読書。長時間、同じ体勢で過ごしてしまっている方もいます。
突然気分が変わり、起き上がった時に頭や身体は、どういう状態になりますか。想像してみてください。頭が痛かったり、体がだるい、なんて経験がありますよね。そんな生活習慣が金曜から日曜まで続いたらどうでしょうか。
もちろん具合は悪くなる一方です。月曜日になると、仕事や学校へ行きたくないなんて気持ちが生まれてきます。
そのようなことに陥らないためにも、私たちは、自分自身で意識して行動に変化を与えなければならないのです。
対処法
一日中ゴロゴロせずに、音楽や映画を観て、リラックスするなど皆さんが普段やられているようなありふれた方法で対処することもいいでしょう。ですが、それでも飽きてしまったり、なんだかダラダラしてしまって結局ゴロゴロ過ごしてしまうこともあるかもしれません。
今回は、ちょっと違ったことを取り入れて、生活の仕方に変化を与えてみてください。いつもと異なった対策を試してみると週末や週明けでも負けない、私たちの元気の活力となると思います。
挑戦してみてください。
1.ベランダに出て太陽を浴びる
人間は、生きていく上で、太陽の日差しというのは必要不可欠です。特に、朝の日差しが大切で、起きたら出来るだけ早く浴びることを心がけてほしいです。
1分、2分でも構いません。
紫外線には、私たちの体にビタミンDを作り出してくれる、良い役目を果たしてくれます。ビタミンDには、骨を丈夫にする作用だけでなく病気予防、心の病、抗うつ作用、肥満予防、がんの予防になるという研究結果まであります。
2.食事をしっかり摂る
皆さんは3食しっかり食べていますか？お昼まで寝ていたり、朝起きるのが遅かったりすると朝食を抜いてしまいがちです。特に朝食は、1日の身体を動かすための原動力となります。何も食べなければ、エネルギーに変わるものが全くなくなってしまいます。結果的に、ダラダラした生活の原因になってしまいます。
朝は、早く起きてしっかり朝ごはんを食べるようにしましょう。昼と夜は少なめでも構いませんが、朝も含めて、主食、副菜、主菜、乳製品、果物といったバランスのとれた食事ができるように心がけてください。
3.時間を決めて昼寝をする
最初にゴロゴロ過ごしてしまうことは、良くないと伝えました。ですが、時間を決めて眠ることは、私たちの体にとって重要なのです。お昼寝をすることは、決して悪いことではありません。どうしても疲れている時やストレスが溜まっていると感じている時には、むしろ睡眠を取った方が、一日の意欲がアップします。
ただ注意しなければならないことは、メリハリのないダラダラ寝てしまうことです。ずっと横になって寝てしまうと体が怠くなってしまいます。きっちりと目覚まし時計などをセットして時間を決めてお昼寝をするようにしましょう。二度寝は厳禁です。
おすすめの仮眠時間は、20分前後だと言われています。
理由としては、頭が痛くなってしまうこともありますが、お昼に1時間、2時間と寝過ぎてしまうと夜に眠れなくなってしまうからです。人間の体は、夜にぐっすり眠ることが一番大切です。ですが、ちゃんと起きる時間を決めて仮眠をとることは、脳がスッキリするものです。
人によっては、夜眠れなくなってしまうからといって、仮眠をすることを我慢してしまいますが、それは逆効果になってしまう場合があります。睡魔があるのに眠ることを我慢してしまうとストレスになってしまいますよ。眠い時には、ちゃんと眠るようにしてください。アラームをかけて20分ほど寝るくらいでしたら、夜にも影響しないので大丈夫です。
4.外に出てみる
家の中に閉じこもってしまうのは、なんとなく閉塞感を感じてしまいます。自分では、気づいていない部分でその窮屈さがストレスとなってしまう場合があります。
そこで、週末でも外の空気を吸い、風に当たってみてください。少しだけでも構いません。きっと気分が晴れてスッキリとした気持ちになれるはずです。自然の多い場所や公園なども空気が綺麗でいいですよ。
5.普段やらないことをやる
いつも行なっていることだけに囚われないというのも自分のやる気を起こすための対処法の一つです。普段やったことのない方法を試してみてください。
それは、常温の水を飲んでみる、外に出てジョギングをしてみる、なわとびをしてみる、断捨離や掃除をしてみる、勉強してみる。そんなことでも結構です。一日のルーティーンに変化を与えることで、ポジティブになれたり、明日への気合が入るのです。心機一転って大切ですよね。
6.自分へのご褒美
何か新しいものを買うってワクワクしますよね。今週も頑張ったというご褒美で自分へ何かを買うのもストレス解消としていいことです。洋服であったり、小物、趣味、お菓子やデザートなどなんでも嬉しいはずです。
休みの日に、買ったものを試してみたり、食べたり、そうした楽しみは、この先の意欲につながるものです。週末にちょっとしたご褒美を自分にプレゼントしてみてください。
7.自宅で作業をする
作業といっても仕事のようなことではなくて、例えば、ジグソーパズルをしたり、ナンプレ、数独なんかもいいでしょう。日頃から、考えながら作業をすることは、脳の活性化に繋がります。
楽しみながら、脳を鍛えることは、自身へのやる気を出すための期待ができます。最近話題のハンドメイドやDIYなどでもOKです。とにかく自分がやっていてストレスにならずに楽しいと思えることがいいですね。
8.友達に連絡する
なんでも話し合える友人がいるのっていいですよね。メールや電話のやりとりでもいいでしょう。仕事に関しての真剣な話だけでなく、笑いながら純粋にコミュニケーションをとってみてください。頭の中のモヤモヤが晴れて、ストレスや心の中がスッキリするはずです。笑うことってとても大切なんですよね。
9.お風呂に入る
夏でも冬でもシャワーだけでなく、入浴をしてみてください。時々でも構いません。普段の生活で汗をかけない人もいるでしょう。オフィスワークだったり、通勤、通学の行き来だけで、たくさん汗をかくのは難しいかもしれません。
なので、少し熱めのお風呂に浸かることで、全身の血行を良くします。血の巡りを良くすると体の動きが良くなり、疲れが取れて全身が軽くなったようになります。
足湯や温泉が良い例かもしれませんね。日頃の疲れや歩き疲れた時の癒しのために、足湯や温泉に入って身軽になったという経験はありませんか。成分の効能は全く違いますが、お風呂にも疲れを取り除くという似たような効果はあるのです。
私は、暑い時期、寒い時期に関係なく湯船に浸かっています。10分から15分くらい入っていること多いです。冬でも汗をかいてしまう場合も同じですが、特に夏の暑い時期に入浴する場合には、ものすごく汗をかいてしまうので、脱水症状に注意してください。お風呂に入る前と入った後には、必ずスポーツドリンクといった塩分の入った電解質系の飲み物を飲むようにしましょう。コップ1から2杯程度が良いでしょう。一気飲みは、血圧の上昇にも繋がってしまうので、ゆっくり小まめに水分補給をするのが良いですね。
10.ストレッチをする
疲れた体をほぐすためのストレッチをぜひ行ってください。ゆっくり呼吸を整えながら行いましょう。
ストレッチには、ポイントがあります。痛いところまで無理をして身体を伸ばすのではなくて、気持ちいいと思うくらいでストップしましょう。この感覚が難しいですが、イタ気持ち良いくらいまでがギリギリのラインです。ちなみにですが、お風呂上がりがオススメです。
最近では、YouTubeやインスタライブなどでストレッチ動画がたくさん配信されています。そのようなものを活用しながら時間を決めて行うこともいいでしょう。ぜひ活用してみてください。
さいごに
やる気が起こらないのは、ダラダラ過ごしてしまうのが原因です。週末は、ずっとゴロゴロして過ごす習慣が身についてしまうことは、危険なことです。健康にも良くありません。長い目で見ても悪い習慣が蓄積されてしまえば、精神疾患や人体に影響する病気などのリスクを高めてしまいます。
怠けて過ごすことは、良い影響を与えるときもありますが、普段ではメリハリをつけて行動することが大切です。
今回紹介したようなことを参考にして、なんでもいいので、取り組んでみてください。きっと週末にやる気が起きないということが解消されると思いますよ。週明けのお仕事や学校へのやる気もアップするはずです。