仕事、日常の生活をしていく上で、マスクは必需品となっています。様々なウイルス、花粉、埃やチリから私たちを守ってくれます。
風邪予防、インフルエンザ、コロナウイルスの防護、飛沫対策としても重要です。
その一方で多くの企業やハンドメイドをする人たちがマスクに関わる雑貨などをバラエティーに富んだ製品を製作しています。アイデアがどれも素晴らしくテレビやニュースでも多く取り上げられています。
その中でも、マスクケースといった商品が販売されています。
マスクケースには、色々な種類があります。その中には、プラスチック製、布製などです。そうしたものが、インターネットショッピングサイトやフリマアプリで多数販売されていることが見受けられます。
マスクケースで検索してみると、マスクとケース、カバーといったものが抱き合わせで売られているサイトもありました。メルカリやラクマなど多数の商品が購入されており、おしゃれながらやキャラクターといったものが人気があるようです。
値段は、安いもので数百円で高いものは1,000円を超えるものまでありました。
色々なビジネスがあるのだと、驚かされる一方でマスクケースは本当に効果があるのかという疑問もあります。
そこで、私が考えるマスクケースの用途や危険性について書きたいと思います。
マスクケースの用途
マスクケースとは、布マスクや使い捨てマスクをケースの中に保管便利な収納できる優れモノです。
ケースの使い方は人それぞれ違います。
・使い捨てマスクを複数枚持ち運べる。
・仕事でのお昼やレストランに入った際、マスクを収納する。
・抗菌作用のあるケースの中に入れて除菌して再度マスクを着用。
マスクケースの危険性
ケースは、おしゃれなものや可愛い商品が多いので持っているだけで話題になりそうです。しかしながら、使い方を間違えてしまえば大変危険なことになりかねません。
特に危険視されるのは、マスクの使い回しです。
学校や仕事のお昼休憩やランチ時にマスクを外してケースに収納します。
仕事などが終わり友人とレストランに入れば、食事を取る際にマスクを外すでしょう。マスクを外す際には、マスクカバーを利用するかもしれません。
そして食事が終わり、お店を出る際には再度マスクをつけます。
ここで、危険に気づくのではないでしょうか?
問題なのは、再度マスクをケースに入れるという部分にあります。一日中着用しているマスクは、電車、バスなど交通機関を利用した移動、室内での作業や学習、長時間マスクをつけていれば多くのウイルスが付着します。
その汚染されたマスクをマスクケースに2度も出し入れしたらどうでしょうか?
ケースの中では、ウイルスが蔓延している危険性があるのです。
収納する際、マスクケースに裏表の向きがあったとしても関係ないでしょう。
マスクを入れるときには、裏表を間違えてしまう人も多いです。もし、裏表を間違えなかっとしても意味がありません。ケース内部の上面と下面には、1回目に入れた経緯のあるマスクのウイルスが付着しているかもしれないのです。
その中に収納してしまえばマスクの裏表にもウイルスが付いてしまう可能性がありますよね。ということは、口に当てる面にも菌がついてしまいます。
そのマスクを再度着用してしまうのも大変危険です。マスクを触り、手にウイルスが付着して色々なところを触れてしまえばそこからさらなる感染源になってしまう可能性があります。
また、マスクをつけていて、汗をかけば水分がついたり、呼吸をすればマスクの内部は蒸れるでしょう。そのようなものをケースに入れてしまえば、菌やカビが繁殖してしまうかもしれないのです。
ケースによっては、抗菌能力99.99%、塩化ビニール抗菌など謳っている商品もあるようですが、全てのウイルスに対応しているのか不明です。例えば、新型コロナウイルスといった未知のウイルスに効果があるのかは、分かるはずがありません。
マスクケースの正しい使い方
ではどのようにケースを使用したら良いのでしょうか?
すごく単純なことで、マスクのストックを入れる用途として利用してください。
マスクケースの用途の一番最初で紹介した、「使い捨てマスクを複数枚持ち運べる。」です。これは、全て未使用のマスクですので、ケースから取り出して使ったらマスクを捨てるという使い方であれば、問題ないと言えるでしょう。
ただ、注意点としてマスクを収納する際や取り出す際には、必ず手を綺麗に洗ってから利用すべきです。
マスクケースの選び方
マスクケースはプラスチック製や布製でも構いません。
外出時に持ち歩けば、ケースの外側や内側にウイルスが付着する可能性があります。使用後は、除菌を行うためにも洗えるものを購入するようにしましょう。
連続して使うことは大変危険ですので、洗濯機やスポンジなどで洗浄してから使いましょう。次の日にも使えるように2つなど複数購入しておくと良いかもしれません。
さいごに

日本だけでなく、世界的にマスクが必需品となり、様々な企業やハンドメイドする人がマスクケースを販売するビジネスが流行しています。
おしゃれで良い商品である一方で使い方を間違えてしまえば、健康被害、ウイルス感染といった感染拡大が発生してしまう危険性があります。活用方法を間違えなければ便利な商品です。
利用前には、必ずこの危険性や用途を確認していただければと思います。
お子様や皆さんの命を守るためにも、この記事のシェアをしていただきたいです。