以前から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関しての記事を書いておりますが、スマートフォンでニュースやテレビを観ていると感染対策が毎日のように報道されています。
言うことは、毎回のようにソーシャルディスタンス、手洗い、うがい、消毒液、マスクばかりです。
未知のウイルスなので、専門家、医師、WHOなどにも完全な対策は分からないのです。政府も個人的な意見を言ったりする人もいますので、鵜呑みにしてしまうのは危険です。
ただ言えることは、コロナ禍では、外出自粛が一番感染対策として有効だということです。しかしながら、全く家から出ないというのは、厳しいのが現状です。
では、どのような対策ができるのでしょうか。
ガイドラインに従うことは、当然のことですが、自分や他人を新型コロナウイルスから守り、感染を防ぐには、それを超えた対策をしなければなりません。
今回は、絶対に覚えておくべき新型コロナウイルスの感染症対策を紹介したいと思います。
ソーシャルディスタンスは意味がない?
ガイドラインでは、2m以上の社会的距離を保ちましょう。という指標があります。この指標というのは、くしゃみでのインフルエンザウイルスなどが飛沫として飛ぶ距離がおおよそで、1mから2mほどだと言われています。それが、感染範囲と言われているようです。ですので、新型コロナウイルスも拡散しないであろうという距離が、約2m(実際には、1.8m〜2m)なのです。
しかしながら、この距離は、本当に効果あるのかという部分に注目したいです。
確かに、近くにいるよりも2mでも離れていたら感染対策になります。ですが、個人的には、2mでは不十分だと考えています。
混雑時には、難しいのが現状ですが、4m、5mなどと離れれば離れるほど効果的だと言えます。2mというとなんとなくで離れる意識をしてしまうことになり、危険です。テレビで見ていると入店制限を設けて行列を作っているお店も1mちょっとしか離れていないというのが見受けられました。
ですので、厳しいとは思いますが、4m、5m以上などと極端なソーシャルディスタンスの意識をすることを推奨したいです。
常時換気
換気は、とても大切です。お店だけでなく、自宅でも家族内感染の可能性がありますので窓を開けるようにしてください。
その際には、必ず、2箇所以上の窓を開けることが重要です。1箇所だけですと、風の通りがないので、空気が循環しません。
また、お風呂場の換気も重要です。入る時や出た時だけでなく、一日中常時換気しておきましょう。脱衣所に換気機能がある場合にも必ずオンにしてください。トイレなども同様です。密閉空間で換気していない状態では、ウイルスが外に出ていくことができません。どのくらいウイルスがとどまることも分かりません。
注意点として、脱衣所にも風の通り道を作らなければなりませんので、お風呂や脱衣所の扉を全開にして、自宅の窓を2ヶ所以上開けておくようにしましょう。
マスク
マスクに関しては、必ず使い捨てマスクを利用するようにしましょう。一度外したら、付け直さないで必ず捨てることです。再度同じマスクを付けることによって感染のリスクが高まります。
1日に複数枚、新品未使用のマスクを持ち歩くようにしてください。
一番良いのは、できるだけ空気に触れない小分けのマスクが良いでしょう。マスクケースを使う場合には、1日1回ケースを洗うようにしてください。
マスクをつける際には、手を洗うなどして、手の雑菌を落としてから付けるのがベストです。
一方で、マスクは意味がないという意見もあります。ですが、せきやくしゃみをしてしまえば飛沫が飛んでしまいます。マスクをしていればウィルスが拡散してしまうのを少しでも防ぐことができます。
着用した際に隙間ができてしまい意味がない、小さいウイルスがマスクを通るという意見もありますが、できる対策は、念の為でも全て行うべきだと考えています。
マスクをしているから安全とは限らない
マスクをしているから徹底した対策ができているという方がいますが、マスクをしているから大丈夫というわけではありません。毎日、マスクをしていた人でも感染した例があります。どんな状況でもかかってしまう場合があります。
ですので、これをしているから絶対に大丈夫という概念を持ってはいけません。マスク以外にも予防法が必要だということを忘れてはいけません。
定期的な手洗い
正しく手を洗うことは、ウイルスを物理的に洗い流すという点で有効な対策です。手をウェットティッシュで拭いたり、消毒ジェルなども良いのかもしれませんが、洗い流す方が効果的でしょう。
消毒液
消毒液は、100%効果があるかは不明です。ですが、やらないよりは良いかもしれません。しかしながら、手洗いの方が重要だと思っています。手を洗えない場合には、消毒液を使い、手を洗える場所では、そちらを優先してください。
食事
食事をする際にも危険は潜んでいます。
食べる前には、手洗いうがいを必ず行ってください。ハンバーガーやピザ、お寿司などを食べる際には、必ずお箸やフォーク、ナイフを使い、素手で食べないことを心がけてください。
他にも鍋類や大皿での取り分けが必要なものに関しては、個人のお箸を使うのではなく、取り箸やおたまを使って取るようにしましょう。
買ったものを洗う
私は、むき出しで売られているリンゴやバナナ、野菜というようなものを持ち帰ってきたらすぐに洗うようにしています。様々な人が触っていることが考えられるので、洗浄することで感染対策となるかもしれません。
お惣菜やパック食品
こちらの商品に関しては、持ち帰ってきたら自宅にあるタッパーに移し替えて、冷蔵庫で保管しています。そして、プラスチックのパックはすぐに捨てるようにしています。こちらも同様に、多くの方が触れているので、感染リスクがあると言えます。
食品は要加熱
食品での感染はしないとも言われていますが、お刺身やお寿司などの生ものは不安があります。スーパーで買ってきたお惣菜も大丈夫と思ってはいけないかもしれません。ですので、そういったものは避けるか加熱できるものを購入した方が良いと言えるでしょう。
帰宅したらすぐにお風呂
帰宅時には、身体にウイルスが付着している可能性が高いです。体だけでなく、髪の毛には無数のウイルス、埃や塵が付着しています。ですので、帰宅時には、すぐにお風呂に入るか、シャワーを浴びるようにしましょう。
歯磨きも重要
口腔内には、多くのウイルスが存在しています。帰宅時や特に朝は、ばい菌が繁殖しています。ですので、朝起きた時、帰宅時には、歯磨きをすることをおすすめします。お昼も歯磨きができるように持ち歩くのも良い対策です。また、舌にもウイルスが多いので、舌ブラシでケアをしてください。気持ち的にもスッキリするので、良いことなのです。
こまめに水分補給
口の中を乾燥させないためにこまめに水分を摂ることは大切です。水分補給には、インフルエンザ対策としても有効で、胃酸でウイルスを殺菌できるという情報もありますが、信ぴょう性があるかは分かりません。ですが、口の中が乾いてしまうことで、菌は繁殖するので、水分を摂ることは重要だと言えます。体の循環にも水分は必要不可欠です。オススメとして、紅茶には、ビタミンCが含まれており、殺菌効果もあるようですよ。(ただ、カフェインが含まれているので、飲み過ぎには注意が必要です。夜に眠れなくなってしまいます。)コロナウイルスは分かりませんが、風邪予防やインフルエンザ対策にはなるかもしれません。
散歩に行くなら
長期間、外出をしなかったり、日光を浴びなければコロナ感染症以外に、他の病気になってしまうのではないかという不安があるでしょう。そういったことを防ぐためにも多少の運動はした方が良いと言えます。外出する場合には、人の少ない時間帯を狙うべきです。早朝や夜の時間帯には、日中と比べて明らかに人が少ないです。ですので、どうしても散歩や運動をしたい場合には、人通りの少ない場所で、早朝や夜遅い時間帯に出かけるべきです。
学校問題
若者は感染しないからと行って、通常通り学校へ登校してしまっています。授業の遅れなども問題となっていますが、そこには、他の生徒だけではなく、事務の方、教職員の方もいます。そこで集団感染、そして、子供が自宅へウイルスを持ち帰ってしまえば、家族内感染してしまうこともあります。
学習の遅れ、小学校1年生は、友達ができない、教職員方の負担などのような問題がありますが、今は全ての人の命を守ることが最優先だと思うのです。
繁華街は行くべきでない
人が集まりやすい繁華街は、クラスターが起きる可能性が高いです。新型コロナウイルスは、若者、高齢者関係なしに感染してしまいます。今自分が大丈夫だからとか、どうせ感染しないという考えはなくすべきです。結果的に大丈夫だとしても、どこへ行ってもリスクはあり、混雑した場所でのリスクは何十倍にもなります。楽しみたいからという理由で遊びに出かけたり、居酒屋、夜の街などは大変危険です。ルールを遵守できない事業者や約束を守れない人も多いです。ですので、人の多く感染リスクの高い繁華街は行くべきでないのです。
外に出たら1日潜伏期間が延びる
新型コロナウイルスの潜伏期間は1~14日間ほどと言われていますが、実際にはもっと長い場合もあるかもしれません。一部では、1ヶ月近くあるとも言われています。WHOでは、感染してから症状を発症するまでの平均で、5日から6日だとWHOは報告しています。
いずれにせよ、その間には、無症状の場合も多く、ウイルスを周囲に拡散しているかもしれません。外に出れば、自分が感染していて1日潜伏期間が延びるという意識を持って行動しなければいけないのです。
5人以上の宴会は禁止
この対策は、はっきり言って不明です。
なぜ5人以上という数字なのか。私個人の意見では、宴会や飲み会をする時点で感染してしまう可能性もあります。人数の問題ではありません。
これを提言することによって、4人なら大丈夫という考え方を持ってしまいます。
そういったことは、一切ありません。
2人でも危険です。
1人でお店に行っても感染リスクはあるのです。人数は関係ないのです。
自分が感染源になるということを忘れてはならないのです。
若者でも重症化する
子供は感染しにくい、若者は重症化しない。という報告もありますが、実際には若者も重症化しました。高齢者だけでなく、誰でも危険なのです。
スーパーマーケットは一人で
スーパーへ食材を買いに行くことは、避けられないです。これは仕方ないことなのですが、集団で行くことは避けていただきたいのです。
私は、スーパーマーケットで働いていた経験があるのですが、家族連れで来店する方が多いです。新型コロナウイルスがない状況でしたら、もちろん問題ないのですが、今は避けるべきです。他の方も店内で買い物をしています。そして複数のご家族で行き、店内の人数が増えてしまうと通路を塞いでしまったりするのです。そこで感染拡大ということも起こりうることです。ご家族が集団感染してしまう不安もありますし、他人にも感染してしまう場合もあるのです。
集団で出かけて、1人でも感染してしまえば、家族内クラスターが起きてしまいます。そうすると全員がPCR検査をしなければなりません。陽性と判断されれば自宅待機、もしくは入院です。お金を稼ぐこともできなくなってしまいます。
一人でも感染のリスクがあると言いましたが、人数が多ければ、リスクはさらに大きいです。スーパーマーケットに行くことは避けられないので、少しでも感染のリスクを減らすために一人で行くことを推奨します。
買うものを決めておく
購入するものをあらかじめ決めて出かけることは感染対策になります。これによって他人と接触する機会を減らすことができます。
スーパーでの滞在時間をできるだけ短くしていただきたいのです。
セルフサービスのものは控える
お店には、セルフサービスで取るようなものがあります。焼き鳥、天ぷら、お惣菜といったものです。トングやおたまで取るものもあるでしょう。それは、多くの方が触れています。
手を洗っていない状態で、触れています。その中には、マスクを触っていたり、買い物中には、カートやカゴの持ち手に触るでしょう。他にも手が顔に触れてしまう方もいます。人が触れたものを触り、目や鼻、口を触ってしまえば感染してしまうかもしれません。
キャッシュレス決済を利用
クレジットカードやスマホ決済、ポイント利用などお札や小銭を利用しない支払い方法が感染の対策となります。また、セルフレジを使うことも良いと思います。レジでの混雑を避けることや店員さんとの会話や接触することを避けるべきだと言えます。
混雑の時間を避ける
朝一、お昼時や夕方は買い物のピーク時間となります。そうした時間を避けることも自分や他人が感染してしまわないような対策となります。
スーパーは週一回
コロナの感染予防で一番効果的なのが、外出自粛することでしょう。ですので、週に一度スーパーマーケットへ行くのにも買うものを決めて、少し多めに購入してできるだけ外出をする機会を減らすようにしましょう。
買い物に行かない
先ほどにも伝えましたが、外出しないことで、感染を防ぐことができるでしょう。食べ物を買いに行きたいと思っても一旦考え直して、自宅にあるもので料理ができないかということを検討していただきたいです。
人と接触しないオンラインの活用
感染を防ぐためには、人との接触を遮断するしかありません。最近では、ズーム会議やスカイプ、そのほかアプリなど利用したリモートワーク、テレワークが推奨されています。こうしたことで仕事や学校、オンライン飲み会なども含めてさらに積極的に取り入れるべきです。
旅行や帰省は控える
夏休みや祝日などを利用して旅行や帰省する人が増えています。旅行でも観光客が増えれば、自分や友人、そこに住む住民の方への感染も不安視されます。また、実家や祖父母の自宅へ里帰りを考えている人もいるでしょう。しかしながら高齢者は明らかに重症化しやすいです。
公共交通機関
バスや電車は大変危険です。そこでクラスターが発生する可能性もあります。そんなことはないという意見もありますが、リスクは潜んでいます。また、駅のホームや通路も安全だとは言えません。できる限り、自転車や徒歩で移動することをおすすめしたいです。
人の後ろを歩かない
これも、ソーシャルディスタンスに関係するかもしれませんが、ウイルスは風で流されてくる場合があります。いくら距離があるからといって後ろを歩くとには、リスクがあるのです。混雑している状況では、難しいと思いますが、ある程度人が少なく別の通路がある場合には、人のいない場所を歩いた方が良いと言えるでしょう。
エレベーターとエスカレーター
エレベーターは換気の悪い密閉空間です。エスカレーターも同様に危険です。他人の後ろに立っているということは、もし前の人が感染者だとしたらウイルスが流れてきて感染してしまうリスクが存在します。乗ることは避けて階段で移動してください。
動物からも感染する?
海外では、猫や犬からの感染例があります。そう考えると動物の不安もあるでしょう。散歩は、避けるべきですが、そうもいかないのが現状でしょう。もし散歩するならば、時間帯を変えて人が少ない時間に出かけることが良いと思います。散歩後は、汚れをしっかり落として自分もシャワーを浴びるようにしてください。
猫や犬だけでなく、鳩やカラスなども安全とは言えません。鳥は、飛び立つ際にフンをする場合があります。その際に羽で糞に含まれるウイルスが拡散する可能性があります。新型コロナウイルスに関しては、分かりませんが、リスクはあるということです。少しでも危険性があると考えられる点から、近づかない方が良いのです。
洗濯物
洗濯も家事として大変ですが、残さないで、こまめに洗うことが重要です。洗わないまま放置してしまうとウイルスが拡散されてしまう懸念があります。
また、着用する洋服に関しては、毎日洗えるようなものがいいでしょう。
エコバッグは毎日洗う
エコバッグもコロナの感染源となる可能性があります。毎日のように洗わないで持ち歩けば、汚染されている可能性があるのです。
スーパーやコンビニで売られている商品も多くの方が触れたりもするでしょう。肉や魚もパックの周りに雑菌が繁殖している場合があります。それをエコバッグに入れれば、袋自体も汚れてしまいます。ですので、毎日洗って、清潔に保つようにしてください。
人口が少なく約束を守れる国は収束が早い
例えば、以前ニュースでも報道されていた、北欧のフィンランドの感染状況ですが、明らかにコロナの収束が早かったのです。それには、人口が少なくて約束を守れる人の性格が影響したとも言われています。これに加えて、人との接触も少なくなります。それだけではなく、元々、周りに人が少ない地域も多く、道路も広いです。フィンランド人は、他人に近づくことが少ない性格なので、ソーシャルディスタンスを守れたというのも理由でしょう。この点では、日本人も似たような性格を持っていますね。
日本の東京や大阪、名古屋などでは、人口が多いので、人出が増加すれば必然的に感染者数も増えるのですが、毎日楽しんで生活をしたいという人がいることから繁華街へ行ったり、遊んでしまう人がおり、結果的に感染者数が増えてしまっています。こうした方が、経済を動かす上で、大切な人たちかもしれません。ですが、楽しみたいのは、とても理解できるのですが、今だけが重要なのでしょうか。と毎回疑問に思ってしまいます。考え方を変えて、対策に徹していれば感染者数がグッと減っていたのだと思います。
経済を優先するならば、、、
やはり、経済は止められないのが現状です。個人的な意見として、一気に止めてしまえば個人事業主、個人店、中小企業、そのほかの企業も厳しい状況になるでしょう。ですので、経済を動かす上で、国のガイドラインに従いながら1ヶ月活動したら、1ヶ月外出自粛。それが無理ならば、2週間ごとに外出自粛というような感染拡大対策もありなのだと思っています。これはあくまでも1つの対策として、私個人の意見です。
さいごに
私は、昨年の12月の後半からまともに外出をしないようにしています。ウイルスには、とても敏感で、リスクがあるなら立ち向かっていきたくないです。以前から、健康の意識を高く持っています。自分が常に感染してるという考えです。新型コロナウイルスではないですが、過去には、肺炎になったこともありました。くすりを飲んでも長期間苦しかったです。ですので、肺炎がどれだけ辛い状況かというのを分かっています。
一日でも早く収束に向かい、完全な終息することを願いたいです。
新型コロナウイルスの状況がいつ終わる、今後どうなるという疑問もあるようですが、安全なワクチンや治療薬が開発、実用化されない限り、コロナウイルスがなくなるということは厳しいのが現状です。
日本の死者数は少なく抑えられているものの、感染者数が増えているので、今度の医療の現場が逼迫する懸念もあります。この状況を乗り越えるには、危険なリスクのあることは避け、できる対策は全てするという協力が必要です。私たちは、感染対策をしながら、日々を延命的に生活していくしかないのです。
極端だと言う人もいるかもしれませんが、新型コロナウイルスは未知のウイルスなのです。
誰にも完璧な感染対策は分かりません。
こうした極端なことが自分だけでなく、他の方も救うための対策になるのです。