新型コロナウイルス影響で精神疾患を患ってしまうというケースが増えています。それは、男性、女性、年齢に関係がなく誰でも起こりうることです。小さい子供がなってしまうことがあれば、若者世代でも突発的に発症してしまいます。
その中でも以前から、精神疾患を抱えて悩んでいる方がいました。今回は、元々そのような疾患を抱えていた人に関しての考察をしていきたいと思います。
精神疾患を抱えてしまう原因
メンタル的な疾患を患ってしまう原因として、日頃のストレスということが多いかもしれません。そのほかにも様々なことが複雑に混ざり合って発症すると言われています。それが、日常生活であったり、過去の失敗、生活環境、家庭の問題といったようなことも関係しています。
精神疾患には、下記のような種類が一例としてあります。
精神疾患の種類
- 社交不安障害(社会不安障害)
- 心因性嘔吐
- うつ病
- 統合失調症
- 睡眠障害
- 摂食障害
- パーソナリティ障害
- PTSD(心的外傷後ストレス障害)
- パニック障害
などです。
これ以外にも多くの種類のメンタル的な疾患が存在します。
コロナ禍とメンタル面の関係性
新型コロナウイルスの状況は、私たちの身体だけでなく、メンタル面にも大きな影響を与えているのです。この原因として、コロナ禍で自由な行動が取れないことが1つの大きな要因となっています。自分の好きな時に好きなことができないこともあります。また、外に出て、人と接触してしまうと常に感染してしまうという不安から外出ができないというストレスです。「楽しいことがない」「楽しめない」というのが今の現状です。
この状況が長期化することによってさらなる精神的ストレスが溜まり、鬱症状や不安症などが発症してしまいます。世の中の環境、仕事の変化によって精神的に影響してしまうこともあるでしょう。
忍耐力がある?
タイトルにもあるように過去からずっと精神疾患を患っている方は、実は、コロナ禍で強いかもしれないのです。これには、個人差があるかもしれません。2択に分かれるでしょう。
悪化した
新型コロナウイルスの影響で、精神疾患の症状が悪化してしまったという方もいます。最近では、新たに精神疾患を抱えてしまうように、過去から患っている方にも悪影響をもたらしてしまいます。
外出自粛、暗いニュースや人に会うこともできない状況からストレスが蓄積されてしまいさらにネガティブ思考になり、悪影響をもたらしていることが考えられます。
全く影響しない
一方で、コロナ禍でも全く影響がしていないという方もいるようです。実は、悪い影響でも以前からこうした環境に慣れていたりするとほとんど影響しないという結果もあります。
私自身、社交不安障害を患っているのです。長期間自宅で生活をすることや一人でいることに慣れています。以前に、これ以上に精神的に辛い状況がありました。
中国人医師、李医師がSARSに似たウイルスが発生していることに気づき、私はそのニュースを知っていました。実は、昨年の12月からまともに外に出ていません。私は、健康に関してとても敏感なので、恐怖心を抱きその時点から外出をできる限り控えるようにしていました。そこから今でも外出自粛を行なっています。私の中では、コロナが完全に終息するまで、緊急事態宣言です。
もちろん毎日暗いニュースばかり流れているのは、良いものではないです。ですが、過去の困難や苦痛と比べるとコロナ禍でのメンタル面は、大した影響はないのです。
さいごに
上で説明したことが全てではないですし、個人差もあると思います。新型コロナウイルスの影響で耐えられなくなってしまい、新たに精神疾患を患ってしまう方がいれば、過去から悩み苦しんでいた方もいます。今回の影響でさらなるストレスを抱えてしまい悪化してしまうということも多いです。そのようなことにならないためにもこころのケアはとても大切です。
ですが、元々精神疾患を患っている方にとっては、コロナ禍での心因的なストレスはほとんど感じられない、もしくは変わらないという方もいます。それは、過去に辛い経験をしていたり、現在が辛い状況なので、コロナウイルスとは、全く関係がないという人もいるのです。もちろん改善や克服をできることが一番良いのですが、ある意味で精神疾患の影響は、コロナ禍で、忍耐強いと言えるかもしれないのです。
それでも、新型コロナウイルスが一日でも早く収束に向かうことが、今の願いです。