今回の記事では、私が通っていたメンタルクリニックで処方された治療薬を飲み続けて起こった治療薬の副作用と後遺症についての体験談をお話しします。現在でも苦痛な状況ですのでぜひ最後まで読んでいただけたらと思っています。
メンタルクリニックでの体験談
小さい頃から社交不安障害に悩んでいる私は、高校を卒業して専門学校の頃から初めてメンタルクリニックに通うことになりました。今までに何箇所もクリニックを変えてきました。その中で、自宅からも通いやすい場所を見つけたのでそこへ通院することに決めました。
そこでは、話を聞くというよりも薬での治療がメインに感じていました。初めての通院では状況などを聞かれて治療薬が処方されて終了でした。私の場合、人と接するのは体調が悪くなるのですぐに終わることは気分が良く感じました。
治療薬が切れる頃にまた同じクリニックへ行きました。状況を聞かれてあまり変わっていないと言われると薬が増えたのです。処方箋を受け取り調剤薬局に行くと結構な薬の量だなぁとは感じていました。私は、言われるがままだったので何も考えることなく処方された薬を飲みました。
そしてその薬が切れてまた通院すると、今まで処方されていた薬とさらに別の薬を試すことになりました。その頃、少しづつ感じていたのは一日中、睡魔に襲われていました。夜から午前中はずっと眠い状態でお昼過ぎまで寝ていることが多かったです。
その後も通院しては、治療薬が増え続けるという状況が続いていました。数ヶ月後には、なぜか献血を受けました。後々考えたら薬で悪い反応が出ていないかという検査だったのでしょう。私は、先生の言われることを信じて飲み続けていました。その頃には、頭がボーッとするような状態も続いていました。先生には、そのことを伝えましたが薬には多少の副作用があるという話だけで終わったり、その薬を減らして別の薬に変更するというスタイルでした。
ある時、両親に薬の量を聞かれました。薬を見せると驚いて、両親がクリニックに行ったそうです。私は知りませんでした。帰宅して母は、怒った表情で帰ったきました。クリニックに通うのをやめますと伝えてきたそうです。そこで院長に伝えられた言葉は「お母さんは息子さんを治す気はあるのでしょうか?」「〇〇(私の名前)くんは、今はまだ赤ちゃんの状態なんです。」「治すには、私が処方した治療薬を飲み続けるべきです。」こんなことを言われたそうです。
私は、すぐにそのメンタルクリニックを辞めて他の病院を探すことに決めました。
言葉では説明しづらいですが、今でも頭がボーッとしている感じで脳がしっかり働いていない状況が続いています。なんとなく頭がスッキリしておらず、すごく気持ち悪い感覚がずっと残っています。思考が停止したり常に脳内が疲れている感覚です。長期間経っているので、少しだけ慣れがありますがいまだに生活に支障が出るほどの後遺症が残っています。
数ヶ月間、クリニックに通い治療薬を服用し続けていましたが、そのクリニックを辞めて本当に良かったと思っています。社交不安障害が一番悪い状態の時に通っていたので、自分では気づくことができる言われるがままになってしまいました。このまま継続していたらと考えると怖くなりました。両親に感謝しています。
私の場合、社交不安障害ですが、他の病気、うつ病や適応障害、パニック障害などで処方される治療薬も同じことが言えると思います。もちろん治療薬が全部が全部、恐ろしいものではありません。薬のおかげで克服できてしまったり、改善されたということもあります。ですが、何か自分の身体に合わないと感じたり普段と違う副作用や服反応が生じたら医師に相談してください。通院するたびに薬の量がかなり増えてきたら注意すべきかも知れません。
最後に
私は、現在でも後遺症が残ってしまっている状態です。皆さんには、同じような経験をしてもらいたくないです。何かおかしいと感じたら必ず確認してみてください。私も過去の経験から相談に乗れることはあるかも知れないので、何かあればお気軽にコメント欄やTwitterからメッセージをください!