皆さんも最近では、大幅なワークスタイルの変化からリモートワークやテレワークが増えているのではないでしょうか?今後も働き方改革などからこういった試みを始める学校や職種が増えてくると予想されます。
こうした慣れない働き方で社交不安障害(SAD)のような精神障害を持った人にとって大きな変化を与えてしまうかもしれません。
私もその一人でした。
私は、フリーランスで活動しているので、以前からSkypeを使ったリモートワークをしていました。スカイプはとっても便利で、アカウントを作ればテレビ電話機能だけでなく、チャットもすぐに利用できます。日本だけではなく、世界中の人とリアルタイムで連絡のやりとりができるのは魅力的です。
リモートワークでのお仕事は、毎日の通勤で満員電車や職場での多くの方々とのコミュニケーションが少なくなるので、社交不安障害を患っている私にとって通勤して仕事をするよりは多少ストレスが緩和される仕事でした。
通勤することはないことや職場に行かないのは利点ですが、精神障害を患っている私にとって、リモートワークに慣れるまですごく時間がかかりました。仕事内容は、基本的には取引先の人と通話をすることや会議でした。ビデオ通話は少なかったです。
とにかく人と話すことは、電話ですら具合が悪くなるほどでした。
さらに今まで通話でのビジネス会話をする機会はなく、用語や内容がとても難しく、常に緊張していました。
何人もの取引先の人と話すので、相手に不快感を与えない声のトーンや話し方がとても大切でした。そんなことを意識する緊張からか、社交不安障害による症状で吐き気や手や身体中に発汗が出ました。
出来るだけ緊張しないように何を話すのか、順番ずつ紙に箇条書きで書き出して、内容をまとめることをしました。
出来るだけ、通話中に慌てないためにも簡潔に文字で書き出すことは大切なことです。簡潔にまとめることは脳内をスッキリさせることができます。
通勤のストレスがないとはいえ、毎日のリモートワークやテレワークのお仕事をするのも社交不安障害を持った私にとっては苦痛を感じてしまいました。
今後もこのようなワークスタイルが増えればこうした苦痛を抱えてしまう人が増えるかもしれません。
ですが、私のように紙に書き出したり、ビジネス用語や会話の本を読んだりして自信をつけるのもいいでしょう。飲み物を用意したり、飴やガムを食べてリラックスするのもおすすめです!
コミュニケーション能力が上達して、慣れてくればきっと色々なことに対して意欲が湧いてくるものです。
自分なりに何かしらの対策できることはあると思います。

リモートワークが社交不安障害に与える影響
スポンサーリンク
スポンサーリンク