社交不安障害の薬が効かない時に確認すべき10のこと

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社交不安障害(社会不安障害)でいつも同じを薬を服用しているけど全く効果が感じられない。というようなことを思っていませんか?

治療薬は子供だけではなく、大人にも日常生活、将来に大きな影響を与えてしまいます。もしかすると自分の症状に悪影響をもたらしてしまっている可能性だってあります。

小さいことがどんどん積み重なってしまい取り返しのつかないことになってしまう危険もあります。

その他にも自分の勘違いだったり、服用方法の間違えなど様々なことが想定されます。

そのような状況に陥らないためにも、薬の用途や使用方法、自分にとって適したものなのか今一度確認していただきたいです。

まだ間に合います!
全ての人に必ず改善できる方法はあります!

確認すべきこと

社交不安障害には、様々な治療法や治療薬があります。治療方法として心理療法やカウンセリングを行うことが多いですが、それに加えて薬も処方されることが一般的でしょう。

その薬が処方されて服用を何年も続けている方もたくさんいると思います。自分にとって効果が得られないのであれば、これから紹介するリストをぜひチェックしていただきたいです。

薬の長期化は、本人にとっていい意味でも悪い意味でも大きな影響を与えます。良い作用であればもちろんいいのですが、危険信号を出してしまうことだってあるのです。お薬は、用法や用量も大切です。

これから紹介していくチェック項目は10個です。
自分に当てはまるものがあれば改善を検討してみてください。

1.長期間服用しているが、全く効果を感じない

その薬を長期間服用していて、仕事に行けるようになった。元気になった。というような気持ちや行動を起こせているのであれば、それは多少なりとも効いている証拠です。

しかしながら、ずっと同じ薬を服用していても「全くやる気が起きない、元気にならない、緊張や不安が改善されない。」というのであれば薬の変更を考えてみるのも一つの手かもしれません。

かかりつけの病院やメンタルクリニックに相談してみましょう。

2.決められた量を飲む

求めている効果が現れないからといって自己判断で多く飲んだり、減らしたりすることはやめましょう。そのような行動は、大変危ないです。気をつけましょう。

3.他の薬と併用している

他の常備薬、漢方薬と同時に服用しているとその効果を打ち消してしまったり、副作用が生じる場合があります。そうすると薬の力が最大限に発揮できなかったり、人体に悪い影響を与えてしまいます。

現在飲んでいる薬と同時に飲んでいいのか必ず医師に相談してください。

4.何日かは試してみる

継続的に飲むことで効果を感じることができるかもしれません。例えば、通勤、通学で「薬を飲んでいれば出かけられた。」などでしたら効いている証拠でしょう。即効性がない場合も多いので、1週間くらいは飲み続けてみるのもいいかもしれません。

効いていなければ、通院した時に専門医と相談しながら考えていきましょう。

5.不安や緊張が強すぎて薬の効果に気づかない

実際には、その薬が効いているにも関わらずストレス、不安や緊張が強過ぎて薬の効能をほぼゼロにしてしまっている可能性があります。また、仕事や学校の疲労から生じる生活習慣の乱れは、身体的、精神的に苦痛を与えてしまうのです。そこから脳内やこころのコントロールが乱れてしまい薬の効果を打ち消してしまっている場合があります。

そうしたことにならないためにも生活習慣の改善や社会的ストレス、不安を取り除くことが重要です。

6.「薬を飲む=治る」は勘違い

精神障害に関して、多くの病気に同じことが言えるかもしれませんが、薬を飲めば病状が完治するという大きな勘違いをしてしまう人もいるかもしれません。薬は自分の社交不安障害の改善、克服をするための大きな役割を果たします。ですが、すぐに良くなるというものではありません。

稀に服用して治っちゃった。なんて方がいるかもしれませんが、それは例外と言えるでしょう。

あくまでも薬というものは自分の改善に向けた補助輪です。そのサポートがあるからこそ少しずつでも生活に適応ができているのです。服用することによって学校や仕事に行けた、就職できたというのであれば、それは効果があるという証拠になります。

7.悪化している

薬の効果が出てないどころか悪化している。という方は大問題と言えます。

さらに気持ちがどうしていいのか分からなくなるくらい不安定になったり、パニック症状、発作、憂鬱になるような症状が出てしまうなどがあるなら、すぐにその薬を中止すべきです。

注意:
自分の判断でいきなり薬を中止してしまうのは大変危険です。悪化している旨を電話でもいいので専門医に伝えて指示に従うようにしてください。

8.病院に行くたびに薬の量が増える

根本的に薬が効いていないからといってクリニックや病院へ通うたびに量や種類が増えるというのは、珍しいことではありません。しかしながら、莫大に増加してしまっていることだってあります。

こうした治療法が間違えているとは言いませんが、一度確認すべきことかもしれません。もちろん薬が増えて効果が見られる方もいます。しかしながら、そうではなく意味がない方もいるのです。

クリニックや病院に行くたびに薬の量がどんどん増えても効果がないのであれば、他のクリニックに相談してみるのもいいかもしれません。セカンドオピニオンやサードオピニオンはとても大切なことです。

9.副作用を感じてませんか?

薬を飲み続けていて副作用を感じているならこれは問題です。
「最近だるくて倦怠感が強くなった。」「眠くなる。」「夜眠れない。」こういった症状が出てしまうのであれば、治療薬が自分の身体に合っていない可能性があります。

出来るだけ早めに相談するようにしましょう。

10.期限切れ

薬にも使用期限というものがあります。
病院や薬局で処方された薬の使用期限は、半年から2年くらいと言われています。

直射日光が当たる場所、高温多湿など、保管場所によってはさらに劣化は早くなります。長期間保存していたものは、気候の変動や湿気などでカビや腐敗の原因になる可能性があります。錠剤やカプセルのものは、期限が長いことが多いですが、液体や粉薬はもっと短いです。また、効能が薄れてしまう場合もあります。

処方日付から目安として6ヶ月から2年以上経っているものは人体に健康被害を与えてしまうかもしれません。

他にも、お薬ケースという便利な商品もあります。錠剤を包装やアルミのラッピングから取り出してケースに移した場合には、外の空気に触れることになりますので、使用期限はさらに短くなるでしょう。お薬ケースに入れたものは保管しないで、できるだけ早めに服用することをおすすめします。

長い期間が経ってしまったものは、迷わず処分してください。

病院に行って再度新しい薬を処方してもらいましょう。

最後に

社交不安障害はとても辛い精神疾患です。薬を服用していて効かないということには、何か問題があるかもしれません。

飲んでいて徐々に改善されてしまう人もいれば効果がないという人も多いのです。同じ薬の服用が長期化して、さらに効果が現れないようであれば、今一度確認が必要かもしれません。

薬を変更することによって改善、克服された方も多くいるようです。中止を希望の場合には、必ず医師に相談してからにしましょう。

治療薬は、自分の人体や将来の健康に大きく左右します。

大切なことは、「その薬が自分に合っているか」なのです。

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