有名芸能人やスポーツ選手というときらびやかで毎日のようにテレビやメディアに取り上げられていて、不安障害とは無縁の世界のように感じることもあるかもしれません。
人前で堂々とした、振る舞いや演技をしているので、緊張することはないのかと感じてしまいます。
ですが、元プロ野球選手の小谷野栄一さんや芸能界で俳優や歌手としてご活躍の清水宏次朗さんがパニック障害や不安障害を発症している経緯があります。小さい頃から症状を持っていた場合もありますが、期待や過労からのストレスも因果関係にあるのかもれません。
他にも毎日、テレビやメディアに出ることに対して胸が張り裂けそうなくらいつらい生活を送っている方々もいるかもしれません。
これは一部ではありますが、私含め、たくさんの人たちが、パニック障害や不安障害のような精神障害を抱えているのです。自分がこのような障害を人に話すことや家族にすら公表することは、とても勇気がいることだと思っています。
こうした影響力のある方々が勇気を持って公表することはとても重要なことで、世間が精神障害に対しての認知が広まり、理解が深まる機会になります。
多くの人たちの理解がなければ、精神障害を持っている人がさらに増加した場合に、住みずらい社会作ってしまうことになるのです。そのようなことが起こらないようにするためにも他人の支えや世間の認知、理解を深め共存していくことが大切なんだと思います。