小池都知事の「5つの小」が一つも頭に残らない

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お久しぶりです。

新型コロナウイルスの状況は続き、テレビでニュースを見ていてもこの先の不安が募るばかりです。今までにもコロナに関しての記事を色々と書いてきましたが、どれだけ意味があるのだろうかという気持ちにもなっていました。

様々なことを考えているうちに期間が経ってしまいました。

コロナは、冬になると確実に増えることがなんとなくですが、分かっていました。

下の記事は、夏の頃に伝えてきました。

そして、今月に入り東京の感染者数は、増加してきました。東京だけではなく、他の地域でも増加傾向にあります。それは、GoToトラベル、GoToイートなどで外出する人が多くなったり感染者数は増えてしまいます。また、PCR、抗原抗体検査数が増えているということも感染者が増えた要因と言えるかもしれません。

ですが、もう一つの大きな原因として、秋冬に入るということが理由にあるのです。寒くなるインフルエンザや風邪も引きやすくなります。ですので、この増加は必然的なことだったのだと考えています。

先日、都では小池都知事の会見がありました。

その時に「5つの小」ということをキーワードとして伝えておりました。

皆さんは、このキーワードの内容を覚えていますか?

私は、会見を聞き終わった後で、「5つの小」という言葉だけが頭に残り、内容が何なのか全く頭に入ってきませんでした。昔ドラマで放送されていた「大好き五つ子」のことばっかりを考えてしまいました。

ちなみにですが、「5つの小」ですが、会食は「小人数」「小一時間」「小声」。料理は「小皿」に。「小まめ」に換気、消毒。そして、最後に「こころづかい。」も必要です。というような内容でした。

私は、正直、うーん、、、。

と思ってしまいました。

なぜかというと、言っていることが今までと同じで、ほとんどの国民が分かっているからです。言わないより言った方が良いのかもしれませんが、上のようなことも含めて、今まで言われてきたマスク、ソーシャルディスタンス、手洗い、消毒、換気なども当たり前のように習慣づいているからです。

あの場のような大きく伝える場合には、「5つの小」というボードを一生懸命作って伝えるのではなく、今の時期だからこそ大きく言わなければならないことがあるのではないでしょうか?

あのような会見を見るとアイデアがなくて非常に悲しくなりました。

以前にも、記事にしましたが秋冬になると寒くなるということを一生懸命に伝えてきました。寒くなると人の体の抵抗力や免疫力が下がるのです。

あのような大きく報道される会見とこの時期に大きく伝えなければいけないことは、

絶対に身体を冷やさないこと

睡眠をしっかりとる

この2つを私なら大々的に伝えたいです。

2つだけを大きくボードに書いてあれば非常に分かりやすいですし。

これも「当たり前でしょ。」と思う方がいるかもしれません。

ですが、この時期に意外と薄着で出かける人も多いです。季節の変わり目には、想像をしていない程に突然寒くなることがあります。自宅、職場や学校などで換気を行えば部屋は冷え込むでしょう。ですので、余分に重ね着をしたり上着を持ち歩くことがどれだけ大切かということを伝えたいです。少しの寒さくらいだと気にしない人も多いです。これが風邪を引いてしまう原因となってしまいます。

上記の2点は、どれだけ大切かを何度も訴えることが重要です。

人は、寒くて鳥肌が立てば体が冷え込んでいる証拠です。それが、外出時や換気時に長時間続けば風邪を引いてしまうかもしれません。

身体を冷やさないというのは、言われないと気にしない人もたくさんいるのです。

「コロナ関係ないよね。」と言うかもしれませんが、関係している可能性があります。寒さで風邪やインフルエンザにかかってしまうと免疫力が下がるので、新型コロナウイルスにも感染してしまう可能性もあると思います。加えて、2つ目の睡眠というのは、人が健康を維持するために欠かせない生活習慣です。夜更かしをすると簡単に具合が悪くなってしまうものです。ここ数ヶ月の間に、自宅にいる時間やテレワークが増えているので、スマホやパソコンを見て夜遅くまで起きている方も多くなっているかもしれませんね。

以前から、政府が出すアイデアや呼びかけには、疑問が浮かんでしまったり、また同じことの繰り返しって感じてしまうことばかりです。

最近では、政府お墨付きのAIを利用したりスーパーコンピュータ「富岳」での飛沫の動きのシミュレーション映像が活用されています。確かに素晴らしい技術で、あのようなことも大切かもしれません。しかし、AIやコンピューターだけに国民が注目してしまい本当に大切なことを見失ってしまっているような気がします。

全ての人たちがすでに分かっていることを一生懸命に伝えるのではなくて、時期や季節に合わせた対策を大きく伝えていく方が大切なのだと思います。

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